2021.07.14【化粧品販売必須!】ベトナムのFDA(輸入販売認可)取得について
ベトナムでは急激な経済成長によって、女性の中間所得層が増え、化粧品のマーケットが拡大しています。
国際貿易センターの調査によると、2011年から2016年までのベトナムにおける化粧品輸入額は11億ドル増加し、2020年には22億ドルを超える市場規模になる事が予測されています。
特に最近では韓国ブームという事もあり、韓国製の化粧品が非常に人気であり、それに対して日本製のスキンケア商品がベトナムでは人気です。
ベトナムの化粧品市場のほとんどを占めるのが外国製の化粧品で、自由貿易化によって、関税が安くなったことから、どんどんシェアを広げています。
しかし、ベトナムで化粧品や医薬品の販売をするためには、ベトナム保健省のFDA(輸入販売認可)を得る必要があります。
そこで本記事では、ベトナムでの輸入販売認可申請について解説します。
ベトナムで化粧品販売とは?
FDAはFood and Drug Administrationの略称で、食品などを取り締まる政府機関を指します。
ベトナムで化粧品や健康食品などの販売をするためにはベトナム保健省で
FDA(輸入販売許可)を得る必要があり、FDAを取得することで、ベトナムでの販売が認められます。
FDAを取得するには
・ベトナムの現地法人が申請しなければなりません
必要書類としてメーカー様に以下書類をご用意いただく必要があります
・全成分表(英文名 INCI ネーム)
・輸出用化粧品製造届を公証、ベトナム大使館で認証を受けた書類
が必要です。
そのため一般的にFDAを取得するためには、ベトナムへ現地法人を設立するか、代行するベトナム業者を探さなければなりません。
多くの場合、信頼できるベトナムの業者を探すのに苦労されます。その際日本のコンサルティング会社に委託をし、ベトナム現地法人を探してもらう依頼を
かけることもあります。