2021.12.14日本、ベトナムの経済成長率は
今回は化粧品・健康食品などのカテゴリにとらわれず経済全体の経済成長率という観点で日本とベトナムを比較してみたいと思います。
2007 年のベトナムへの外国直接投資は「件数」「新規認可額」「実行額」全ての項目で過去最高を更新しました。投資に牽引されるかたちでベトナムの実質 GDP 成長率も 2001 年から年間 7~8%台の高成長を維持しており、ベトナムは引き続き成長を続けるとされております。そのため「チャイナ+1」の最有力候補として、日本を含む外国企業から熱い注目を浴びています。
一方で日本の経済成長率は下がり続ける一方です。それは、デフレが異常な現象だからです。第二次世界大戦後、世界中の経済政策担当者が最も恐れたのがデフレであり、戦後、なんとかしてそれを回避し続けてきました。ところが日本は1991年ごろにバブルが崩壊し、1997年の消費増税と緊縮財政を主因に、1998年に、ついに第二次大戦後、世界で初めてデフレに突入しました。デフレに入ってから、20年を超える異例の長期にわたって続いています。
知識人のなかには、「日本は成熟社会だから、もう経済成長は望めない」と言う人もいますが、それもおかしい。たしかに、成熟した先進国には高度成長は望めないでしょうが、日本以上に成熟している欧米先進国はちゃんと経済成長しています。
これほど極端な現象が日本だけで起きているということは、社会の成熟、産業構造の変化、少子高齢化といった要因では、到底説明できません。
よっぽど間違った経済政策を長期にわたって続けない限り、こんな状況は起こりえないのです。
世界中を探し回っても、こんな状況に陥っている先進国はないですから、日本政府の「政策知性」とでもいうべきものが、世界最低レベルであるということなんですよ。
そのため私たちステージアジアジャパンでは世界に目を向け、売り上げをあげられるビジネスを展開しています。
ベトナムへの進出業種は製造業で、中小企業の進出が多い
日系企業調査では、過去最多の858社にも上る在ベトナム日系企業から回答を得ました。
そのうち、製造業は453社、非製造業は405社と、製造業の割合が高いことが分かっていて企業規模別では、中小企業が450社、大企業が408社と、中小企業の割合が高く、この属性はタイにおける動向と似ているそうです。
設立年別でみると、2011年以降に設立した企業が過半を占めており、カンボジアやラオス、ミャンマーと同様にベトナムは設立から年数の浅い企業が多い国の1つでもあります。
2019年の営業利益見込みについて、アジア・オセアニア地域全体では黒字と回答した企業が65.5%(前年比2.6ポイント減)、赤字が17.7%(同0.2ポイント減)と、景況感がわずかに悪化する中、ベトナムは反対に黒字が65.8%(同0.5ポイント増)、赤字が20.2%(同1.8ポイント減)と黒字を達成している国なのです。
皆さん日本の経済だけに目を傾けていても大きく動くことはないでしょう。
上記で説明した通り、より視野を広げて商材の可能性を他国で見出してみませんか?
ステージアジアジャパンではそのような企業様の応援をしております!是非ともご相談ください。